京都観光の一部として、侍体験をしてきました。日本の文化体験ができる観光地としても有名なので、外国人観光客も多かったです。侍体験はあらかじめ予約をして行ったので、待たされることはなかったです。屋敷内で体験したのですが、その屋敷もとても歴史のある建物で、外観を観ただけでも友だちとテンションが上がっていました。建物内では甲冑や刀などの装飾品も飾られていて、見ごたえも十分でした。
早速侍体験のために道着や袴に着替えていきます。着替え方がわからない場合でも、スタッフの人が一緒に着付けしてくれるので安心です。帯でグッと締めると自然に背筋が伸び、気合いが入りました。着替えた後、写真なども撮影して大丈夫だったので友だちと何枚も撮り合いました。一緒に侍体験する外国の観光客の人とも仲良くなり、この方々とも撮影をしました。
稽古をしてもらう際は真剣を持たせてもらえます。まさか本物を持つとは思っていなかったので、これには驚きました。真剣なんて持つ機会はもう二度とないと思い、その刀の重さを噛みしめながら稽古を受けました。
稽古の内容は主に素振り、抜刀、納刀です。帯に刀を差し固定するところから始まります。しっかりと帯に固定しないと、刀を抜いたときに鞘が動き上手く抜けない場合や、怪我の恐れもあるため注意して行いました。固定後は、抜刀の練習に移ります。見本となる先生が丁寧に教えてくれるので、ゆっくりと動作を身体で覚えていきます。刀の長さからうまく感覚がつかめずに引っかかってばかりいましたが、コツを掴むと抜けるようになりました。
抜刀ができるようになったら次は構えです。先生の動きをマネしながら構えのポーズをしていきます。構えを一通り終えたら次は素振りです。体感的に素振りは恐くて、はじめは思いっきり振ることができませんでした。けれど、先生のアドバイスもあり何度か繰り返すと恐怖も薄れ、最後の方には思い切りビュンッと振ることが出来ました。
最後に納刀をしますが、とにかく手に刺さりそうで怖くて、ビクビクしながら行っていると友だちに笑われてしましました。先生は一瞬の動作でサッと戻していたのでカッコ良かったです。
友だちの付き添いで体験したので、予備知識など何も入れないまま来てしまいましたが、とても楽しむことができました。刀なんて持つ機会はもう2度とないだろうし、貴重な体験ができました。テレビでよく観るような試し切りの体験もできるので、おススメです。