京都の東映太秦映画村は、右京区太秦東蜂岡町に開園している体験型テーマパークで、日本のテーマパークの先駆けともいわれる施設なのが概要です。東映太秦映画村を簡単に紹介すると、誰でも忍者体験や変身体験ができる、大人も子供も楽しめる施設だといえます。江戸の町をオープンセットで再現しているので、まるで時代劇の世界に入り込んだかのような体験が楽しめます。
名前の通り、東映の撮影所の一部がテーマパークになっていますから、オープンセットは本格的でアトラクションも没入感が優れます。
説明不要のからくり忍者屋敷を始めとして、手裏剣道場や弓矢の矢場、鬼退治に江戸時代のコスチュームと楽しみが満載です。東映の施設ということもあって、変身ヒーローや女の子向けの作品など、各種のキャラクター作品も取り揃えられているのが特徴です。歴代のヒーローが大集結していたり、これまでの作品を紹介するギャラリーコーナーもあるので、東映太秦映画村は江戸のオープンセット以外も充実です。大人向けの施設には、日本映画が学べる映画文化館が楽しめる場所の1つに挙げられます。
立派な造りで落ち着いた雰囲気ですから、時間を忘れて日本映画の歴史に浸ることができます。東映太秦映画村には、美空ひばりの活躍を振り返るひばり座や、映画村を探索して楽しめるスタンプラリーがあります。団体向けのサービスも充実しているので、仲間内でワイワイと過ごしたり思い出作りにも励めます。伝統工芸体験や時代劇の殺陣講座に寺子屋など、体験型テーマパークに相応しいアトラクションが点在しています。何処に足を運んでも楽しむことができる、それが東映太秦映画村の魅力的なポイントで、敷地全体が来場者を楽しませる環境になっているといえるでしょう。
1975年の開園以降、来場者数は累計6千万人に迫る勢いで安定的な人気を誇ります。敷地面積は約3万m2と広大ですし、東映太秦映画村の名に恥じない1つの村になっています。人気アトラクションの忍者体験は、クライミングや立体迷路、レーザーを避けて罠を突破するものなど種類が豊富です。手裏剣だけでなく刀を使うアトラクションも多いので、1日中成りきって過ごすことができます。デジタル深海水族館のように、落ち着いて過ごせて勉強になるアトラクションもありますから、遊ぶだけでなく勉強にもなります。江戸時代のオープンセットは、それだけでも見応えや足を運ぶ価値ありなので、家族やカップルで訪れる場所として検討に値します。