京都国際マンガミュージアムは京都市と京都精華大学の共同事業であり、日本最大のマンガ博物館だと言えます。京都の人を始めとする日本人に人気があるだけではなく、海外からの観光客にも人気のスポットです。概要を紹介するので、マンガや日本の文化に興味がある人は要チェックだと言えます。
江戸期の戯画浮世絵から明治から昭和初期までの雑誌、戦後からの人気作品など様々な資料が展示されており、その当時愛されていたマンガを知ることができるでしょう。もちろん、現代の作品まで多くの蔵書があり、5万冊以上のマンガが読み放題となっています。入館料を支払えば、時間制限なく1日中マンガを楽しむことが可能です。大人向けから子供向けのもの、懐かしのものから最新のものまで揃っているので、家族で訪れたとしてもみんなが楽しめます。MANGA EXPOのコーナーには世界各国の言語に翻訳された日本のマンガが展示されており、どのような作品が海外で人気なのか知ることもできるでしょう。外国人観光客がこういったスペースのマンガを楽しんでいることも多いと言えます。
メイン展示では「マンガって何」ということに焦点が当てられており、多角的にマンガが理解できるような展示を楽しむことができるはずです。日本の文化について理解を深めることができますし、1945年から2005年までに人気となった作品もズラリと並べられています。年代別で並べられているので、年代ごとの傾向を知ることができますし、気になった作品をその場で読むことも可能です。吹き抜けスペースには手塚治虫氏の代表作である火の鳥の巨大なオブジェも展示されており、記念撮影を行うこともできます。
他にも描き方の実演を見ることができるマンガ工房や、描き方の相談ができる編集部、紙芝居小屋なども利用可能です。マンガを読んだり展示を見たりするだけではなく、こういったイベントなどを楽しむこともできるでしょう。ミュージアムカフェもあるのでお腹がすいても食事をとることができますし、チケットを提示すれば再入場を行うこともできるので、1日中楽しむことができる施設だと言えます。
歴史的な勉強を行いたい人や文化を知りたい人、マンガを楽しみたい人など様々な目的で利用可能です。ミュージアム内の至るところに作品や椅子が設置されているので、様々な作品をじっくりと楽しみたい人にもピッタリだと言えます。ユニークなミュージアムに興味がある人やマンガが好きな人は、京都国際マンガミュージアムを利用してみると良いでしょう。